QONは、ファンコミュニティの構築から運用まで、専門家によるトータルソリューションを提供しているプラットフォームです。
ここでは、ファンコミュニティ構築のためのプラットフォーム「QON」の特徴や導入事例を調査しまとめました。
低価格・高品質な化粧品を展開しているアテニアは、高価格帯と低価格帯に2極化する市場における自社の位置付けに悩まされていました。同社の化粧品はどちらにも属さないため、リーマンショック以降は顧客が付かず売上の低迷が続いていたのです。
また、当時はSNSが普及し始めた頃で、消費者の口コミや評判がより重視される時代へと変化しつつありました。そのため、「一方的に広告を打っても消費者には見向きされなくなる」という危機感も抱いていました。
このような状況を打破するために、アテニアはファンコミュニティの構築を模索しました。そして、クオンを利用して自社のファンコミュニティを設立しました。
2015年にスタートした同社のファンコミュニティは、およそ4年で15万人の会員を抱える大きなコミュニティへと成長。消費者のリアルな声が自然と集まるようになりました。これにより、消費者のニーズの理解や、自社で意図していなかった商品の価値を知れるようになったそうです。
また、コミュニティ構築前と比較して購入率や購入金額も上昇。およそ2桁の成長を達成しているそうです。
株式会社クレハが提供する「クレラップ」は発売から60年以上常に改良を重ねてきました。「NEWクレラップ」となってからは30年間でおよそ150以上の改良が加えられていますが、この改良が思ったほど消費者に伝わっていないことがファンコミュニティの分析によりわかってきました。
例えば、クレラップの大きな特徴である「クレハカット」についても、ファンコミュニティの参加者の多くが認知していなかったことから、CMにて「快感!クレハカット」として1年半ほど流し続け、徹底的に推奨。このCMには、コミュニティのユーザーが手タレとして出演しています。さらに、「クレハカット選手権」を定期的に開催しています。同社では、ファンコミュニティを「壮大な実験場」と考え、コミュニティから得られた声やデータをもとにして、さまざまなことを仕掛けています。
ニッポンハムグループのはっ酵乳・乳酸菌飲料の専門メーカー・日本ルナの主力商品「バニラヨーグルト」は、1993年の発売以来高い人気を誇っていますが、明確な顧客像が掴めない状態でした。そこで、この商品に特化した「バニラヨーグルトコミュニティ」の運営を開始しました。
コミュニティでは、運営者がバニラヨーグルトの美味しさの秘密を解説。そして、ファンはヨーグルトへの熱い想いやとっておきの食べ方について語るといったやり取りが行われました。これらのやり取りによって、より多くの顧客のファン化を促すとともに、社員の士気を高めるという効果も得られました。その結果、工場見学のようなイベントが実現。ウェブからリアルへと良い循環が生まれています。
クオンでは、企業課題の解決やイノベーションを実現するために、コミュニティ開設から運営までトータルサポートを提供しています。同社は各領域に特化した専門家が多数在籍しており、チームでサポートにあたっているのが特徴です。
企画や営業、コンサルタントなど、さまざまなスタッフがコミュニティの活性化を支援しています。
また、システム運用・管理は24時間365日対応しているのもポイントです。バージョンアップやカスタマイズはもちろん、万が一のトラブルも迅速に対処できる体制を構築しています。
クオンでは、コミュニティのファンを増やすためにデータサイエンスを取り入れています。同社は、さまざまな分野の知見を持つパートナーと連携しており、複数の技術を組み合わせた高度なデータサイエンステクノロジーを提供しています。
これにより、消費者一人ひとりのニーズを科学的に分析し、ファン化に必要なメカニズムを可視化する取り組みを行っています。
クオンでは、これまでに携わったコミュニティの運営経験をAIに通し、コミュニティ育成に適切なシナリオを予測できる仕組みを取り入れています。AIは過去の事例をベースにしているため、従来よりも高精度な予測を可能にしているのがポイントです。
消費者の自発的なコミュニティ参加を促し、活性化できるシナリオを提案しています。
公式で投稿されている動画が見当たりませんでした。
クオンは各領域の専門家が在籍しており、それぞれが強みを活かしたサポートを提供しています。ファンコミュニティの企画や構築はもちろんのこと、運用まで任せられるのがポイントです。システムのバージョンアップやカスタマイズにも柔軟に対応しています。データサイエンスやAIを始め、テクノロジーを積極的に取り入れているのも特徴です。ビッグデータを基にしたシナリオや、コミュニティの活性化策を提案しています。
クオンの画面イメージです。クオンは数百社のコミュニティデータを蓄積しており、AIを通して運営シナリオをシミュレートしています。そしてシミュレート結果に基づいて構築計画書を作成し、計画書の内容に沿った運営を行っています。
QONでは、さまざまな分析を行えます。
コミュニティを運営するにあたって、「ユーザー同士のトラブルが心配」と感じることもあるかもしれません。QONでは、長年にわたる実践的研究の成果により、場に自浄作用を起こす司会進行に加え、ひとりひとりのユーザーを個別のユニークIDで管理するといった定常監視と有事の際のオペレーションを確立している点も特徴のひとつです。
公式HPに料金プランの掲載がありませんでした。
| 運営会社名 | クオン株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区三田2-14-5 Freund三田2F |
| 電話番号 | 公式HPに電話番号の掲載がありませんでした。 |
| サービス公式HP | https://www.q-o-n.com/service/ |
| 運営会社公式HP | https://www.q-o-n.com/ |
多くの企業が注目するファンコミュニティですが、サービスによって「得意なこと」は全く異なります。今回は、主要なプラットフォームを目的別に3つのタイプに分類。自社のフェーズや目的に合わせて必要なサービス選びの参考にしてみてください。


